【本社機能の生きている会社の社長さんへ】ゴーン君よくやった！

夕食時、NHKのニュースを見ていたのでありますが、日産のゴーン社長が被災地のエンジン組立て工場の視察と工場復帰の見通しを従業員に話している姿が、放映されていましたです。
２つ前に書いた。「震災復興事業所の、今なすべきこと」を実践してくれて、おきらく社労士は、嬉しいぞ～～～




ある種、ここまで大きい会社だからこそできたことかもしれませんが！

被災地の従業員さんは、雇用に関してとても不安なんですよね。会社が存続するか否か。存続しないのであれば、明日からの生計の糧に大きな影響を及ぼすから…

だから、工場稼働の復旧めどを従業員さんに、明確に伝えることができる＝従業員さんの士気に大きく影響を及ぼすのであります。そういう点から見て、
　　　ゴーン君よくやったぞ～～～♪

褒めてあげよう。　┌(￣０￣）┐ウオーホッホッホッホ

工場の敷地内に、地割れしているところも写ってましたが、そこを見て、阪神大震災の前年、サンフランシスコ大地震の際に、地割れしているところにマネキンのお手てを差し込んで、ジョークにしている写真を思い出したのであります。日本でやったら、ひんしゅくものでありますが…

反面、雇用調整助成金の相談に訪れた社長さんのコメントもありました。

これだけの書類をこの時期にそろえるのは無理、ましてや仙台まで行かなければならない…

社長さんの悲痛な叫びが聞こえてきたのであります。

だってさぁ…
雇用の維持を考えているのが、伝わってくるんですもの。腐っても社長している、おきらく社労士です。おきらくの目の黒いうちは、１人たりとも被解雇者を出さず、雇用の維持を図りたいと思う気持ちは同じです。
こういうときは、従業員さんの当座の生活費として休業票（事業主が証明できないときは給与明細等でも可）に基づき、基本手当の受給をしてもらって、体制が調えば会社復興へ向けて始動させるという選択肢が残っています。

　　　諦めないで！　m (゜- ゜ )　カミサマＨＥＬＰ！

休業票のベースとなる賃金日額証明ができなくとも、給与振込の証明が取れれば、柔軟に対応すると厚生労働省でも発表されています。


労災保険に関して、業務上・通勤に関する通達があるよと、赤ペン先生が知らせてくださいましたので併せてお知らせします。

・東北地方太平洋沖地震に係る業務上外の判断について
・東北地方太平洋沖地震と労災保険Ｑ＆Ａ

厚生労働省のTOPの最上段には、「東北地方太平洋地震関連情報」があり、常に最新の情報へ更新されていますので、参照してください。



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