起業コン猿をした。! [コンサル]
大学時代の友人が、特定受給資格者となる事案が発生し起業したのでありました。先日、相談に乗って欲しいと言われ、起業コン猿していたのでありますが…
当初1人ですると聞いていたので、起業に関する元入れは100万円ぐらいかと思っていたのであります!
ところが、1人雇い入れることとなったと聞き…
Σ(ノ°▽°)ノハウッ! それってきついかも。
利益率20%の事業であります。大丈夫かなぁ
友 「そいつには、手取りで30万円ぐらい払いたい」
お ( ̄~ ̄;) ウーン
友人は、面倒見のいい奴でありまして、同じ立場にいる若い子をなんとしてやりたいと考えたのでありましょう。そこで、そこから逆算で、売り上げ見込みを引っ張り出したのであります。
こういうときは、スキャンロンプランの逆算で計算するのであります。
お 「月間諸経費は、いくらぐらいや」
友 (^^ゞ?ワカラン
お 「車のガソリン代は? 駐車場代は? 電話の通話料は…」
一般的にかかる諸経費を聞きだすと、当座10万円の月間経費がかかる。2人分の希望報酬+法定福利費を計算して、総額を算定することになります。
当該総額を利益率で割れば、目標売上額なのですが…
利益率20%であれば、利益率を最低でも30%にしておかないと、自転車操業になってしまうのであります。ここには、車検費用など年間に必要とされる経費は無視しているので。
となると、月間売上500万円は最低線となります。
┗(-_-;)┛お・・重い…
ここで、提案したのは、当座の報酬を20万円と設定すれば、月間売り上げは300万円程度まで圧縮できるので、来月は300万円の売り上げ確保に走れ~~~!
これを2か月維持できたら次の目標設定に移行させる… 利益が出始めたところで、労働分配率を徐々に上げ報酬額を目標に近付けていくというようにしないといけないのであります。
友人の場合、元の会社の仕入先からは、人的信用を勝ち取っていたので仕入れルートは確保できており、売上先もほぼ確保できていると聞いていたので、こういう荒っぽい計算もできるのであります。
これがなにもないと、また別の方法を模索することになります。
(メ▼。▼)y-~~~おら~ うだうだ言う暇があれば、営業行かんかい!
営業へ行かないおきらく社労士が言っても、説得力ありませんが(自爆)
こういうことを言っていたのであります。
友 「お前、理系やろ…」
お 「確かに(;一_一) しかし、事業としてみるなら今が肝心!」
取り敢えず、複式簿記は無理でも、現金出納帳、銀行預金出納帳、売上帳と仕入帳だけは、記載するように言いましたです。だってね、どんぶり勘定になりがちだから←経験者
友 「kinky大学やもんな…」
お ヽ( ´ ▽ ` )ノ ハーイ
取り敢えず、1か月ほど様子見て、事業として成り立ちそうなら、さかのぼって労働保険の保険関係を成立させ、助成金を狙うのと、開業届+青色申告を勧めてなんとか、軌道に乗せてあげるお手伝いをしたいなぁと…
起業コン猿として思うこと…
友人の場合は、事情を聞いたのでありますが、人を雇い入れるということの重大さをちゃんと理解しておかないと、「●●万円を払いたい」という気持ちが先行するのでは、絶対に起業は失敗します。当初は、払える金額で賃金設定し、利益が上がれば労働力に対して再配分するという点を見落としがちになります。
初期経費をできる限り節約するという点も、忘れてはいけいないのですよ。
友人の成功を祈りつつ…
第6回紛争解決手続代理業務試験を受けられる方へ
直前期対策セミナー、東京・京都会場のお知らせはこちら…
おきらく社労士の特定社労士受験ノート(おきらくノート)が入手困難な方はこちらをご覧ください。
↓ ここまでお読み頂きましてありがとうございました。
↓ ついでに ぽちっとクリック、お願いします。
ブログランキング(法律・法学部門)に参加しています。
↓ ついでに もう一発ぽちっとクリック、お願いします。
お軽いネタ好きの方はこちらへ(笑)
おきらく社労士のどたばた雑記帳
エントリー現在の累計閲覧数 547,073 アクセスランキング 597位
人気ブログランキング(法律法学ランキング) 5位
当初1人ですると聞いていたので、起業に関する元入れは100万円ぐらいかと思っていたのであります!
ところが、1人雇い入れることとなったと聞き…
Σ(ノ°▽°)ノハウッ! それってきついかも。
利益率20%の事業であります。大丈夫かなぁ
友 「そいつには、手取りで30万円ぐらい払いたい」
お ( ̄~ ̄;) ウーン
友人は、面倒見のいい奴でありまして、同じ立場にいる若い子をなんとしてやりたいと考えたのでありましょう。そこで、そこから逆算で、売り上げ見込みを引っ張り出したのであります。
こういうときは、スキャンロンプランの逆算で計算するのであります。
お 「月間諸経費は、いくらぐらいや」
友 (^^ゞ?ワカラン
お 「車のガソリン代は? 駐車場代は? 電話の通話料は…」
一般的にかかる諸経費を聞きだすと、当座10万円の月間経費がかかる。2人分の希望報酬+法定福利費を計算して、総額を算定することになります。
当該総額を利益率で割れば、目標売上額なのですが…
利益率20%であれば、利益率を最低でも30%にしておかないと、自転車操業になってしまうのであります。ここには、車検費用など年間に必要とされる経費は無視しているので。
となると、月間売上500万円は最低線となります。
┗(-_-;)┛お・・重い…
ここで、提案したのは、当座の報酬を20万円と設定すれば、月間売り上げは300万円程度まで圧縮できるので、来月は300万円の売り上げ確保に走れ~~~!
これを2か月維持できたら次の目標設定に移行させる… 利益が出始めたところで、労働分配率を徐々に上げ報酬額を目標に近付けていくというようにしないといけないのであります。
友人の場合、元の会社の仕入先からは、人的信用を勝ち取っていたので仕入れルートは確保できており、売上先もほぼ確保できていると聞いていたので、こういう荒っぽい計算もできるのであります。
これがなにもないと、また別の方法を模索することになります。
(メ▼。▼)y-~~~おら~ うだうだ言う暇があれば、営業行かんかい!
営業へ行かないおきらく社労士が言っても、説得力ありませんが(自爆)
こういうことを言っていたのであります。
友 「お前、理系やろ…」
お 「確かに(;一_一) しかし、事業としてみるなら今が肝心!」
取り敢えず、複式簿記は無理でも、現金出納帳、銀行預金出納帳、売上帳と仕入帳だけは、記載するように言いましたです。だってね、どんぶり勘定になりがちだから←経験者
友 「kinky大学やもんな…」
お ヽ( ´ ▽ ` )ノ ハーイ
取り敢えず、1か月ほど様子見て、事業として成り立ちそうなら、さかのぼって労働保険の保険関係を成立させ、助成金を狙うのと、開業届+青色申告を勧めてなんとか、軌道に乗せてあげるお手伝いをしたいなぁと…
起業コン猿として思うこと…
友人の場合は、事情を聞いたのでありますが、人を雇い入れるということの重大さをちゃんと理解しておかないと、「●●万円を払いたい」という気持ちが先行するのでは、絶対に起業は失敗します。当初は、払える金額で賃金設定し、利益が上がれば労働力に対して再配分するという点を見落としがちになります。
初期経費をできる限り節約するという点も、忘れてはいけいないのですよ。
友人の成功を祈りつつ…
第6回紛争解決手続代理業務試験を受けられる方へ
直前期対策セミナー、東京・京都会場のお知らせはこちら…
おきらく社労士の特定社労士受験ノート(おきらくノート)が入手困難な方はこちらをご覧ください。
↓ ここまでお読み頂きましてありがとうございました。
↓ ついでに ぽちっとクリック、お願いします。
ブログランキング(法律・法学部門)に参加しています。
↓ ついでに もう一発ぽちっとクリック、お願いします。
お軽いネタ好きの方はこちらへ(笑)
おきらく社労士のどたばた雑記帳
エントリー現在の累計閲覧数 547,073 アクセスランキング 597位
人気ブログランキング(法律法学ランキング) 5位
2010-10-18 23:52
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)
***免責事項***
ここに書かれてあるエントリーについては、エントリーした日の法律に基づいて書いております。その後の法律改正により、内容が異なる場合がありますのでご注意ください。
社会保険労務士ランキング
コメント 0