労働契約法のセミナーを受けてきた♪

本日は、京都ひよこの会の労働契約法のセミナーを受けてきたのでありますが…
おきらく社労士がセミナーを受けるときというのは、基本情報に齟齬がないかという確認事項を中心に、聴きに行くことにしております。

ということで、前段の９０分は、確認事項に徹しておりました（笑）
後段の９０分は、考えていた内容と若干のかい離があったのですが、許容範囲かと(^^ゞ

前段のお話は、労働契約とは何か…　「雇用は契約であって、会社の構成要素とは異なる」こういうお話でありまして、このように話すと、わかりやすいのか♪　次に、社長さんを口説くときに、これを使うとよいですなぁ。
　　　(゜ー゜）（。＿。）（゜－゜）（。＿。）ウンウン

こういうことを学習しておりました。言わんとすることをどのように伝えるのか、さすが、わかりやすく説明する教授という定評どおりのお方でありました。
労働契約法の内容について、逐条解説をしていただき、この点についても、法理としての考え方と法理となったバックボーンについては、実に興味深く聞いておりました。

　　　これを受けて、おきらくノートの項目をいくつか修正することになりましたが…
　　　修正と言うより、表現の改訂であります。(^^ゞ

おきらくノートには、みちのく銀行事件を入れていたのですが、「第四銀行事件を入れてくれぃ！」と、赤ペン先生！ずからの大合唱があり、２２年版では入れたのであります。
敢えて、入れてなかった理由は、第四銀行事件の方がメジャーで、労働契約法の通達にも、最高裁が細かくその判断基準を明確に出したことを書かれてあるので省略していたのですが、おきらく社労士的に興味深かったのは、少数労組の方が不利益を甘受する従業員であったことだからなので…
やっぱ、第四銀行を入れないとなぁと思ったのであります。

　　　個人的に、自分で確認を取るという作業を放棄してほしくないのと、
　　　本になったときには、説明義務という部分が競合するのであります。

基本的理解には、大きなかい離がなかったので、ほっと一安心でありますが、言葉足らずを補わなければ…

休憩時間に話していたのですが、基本情報の確認云々と言っていたのですが、「おきらくさんはバックボーンがあるから」と切り返されてしまいました。
　　　(；一_一)そういうことはないんだが…

正直言って、完全異業種に飛び込んだおきらく社労士であります故、「法の考え方はどうなの？」ここを特に意識しているのであります。法の考え方がわかれば、会社にとっても大きなミスに繋がらないというのが、考え方なのです。そこを指導（口説き落とす）するためのテクニックも必要になりますけど（汗）

法律は、ある種裁判で確定した内容で、不足を補っているのが現状ではないかと…
昨夜の前夜祭で、営業譲渡（現在の承継法）の判例を持ちこまれた方がおられ、

お　「現在の承継法では…（当然の考えだよね）…」
教　「この事件は、承継法ができる前の事件です」
お　「法理で方向性ができ、そこで足りないから法律になったのでしょ」

このように、ちゃちゃを入れていたのですが…（間違ってるかなぁ）←弱気


今日は、そういう意味において、法の成り立ちを教えていただき、参加した意義大いにありでございましたです。
　　　o（＾＾o）　（o＾＾o）　（o＾＾）o キャアキャア♪

ここは、ゆっくり消化させてから、おいおい書いていきたいと思いまする


それとミニ宴会の場で、天然平等院連邦共和国大統領から、本が出たことについてさんざん転がされてまして、帰り道お話していたのですが、相手に伝えることが難しいということを実感している今日この頃です。

そろそろ、企画書の準備にかからないと。←忘れていたわけではないのです。
いつまでも、先延ばしできないです…
また、おっさんの悪だくみは続くのであります（爆）




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コメント 2

本当に面白い講義でした。(^-^)
特定への受験意欲がさらに高まり、
おきらくノート改訂版、期待しております。
by あかりん (2010-03-29 11:47) 

あかりんさんへ
ほんに、楽しい講義でありました。
しかし…おきらくノートの方が（汗）

by おきらく社労士 (2010-03-29 12:36)