謙虚さと気配りを忘れないようにしなくては・・・・・。 【某所で炎上か?!】 [社労士のお仕事]
某お友達である、平等院様の日記に書かれていたことでありますが…
引用ここから***
>先日、某機関の窓口で怒りモード全開の開業間もない同業者が、
>職員の方にいろいろと言葉をぶつけていたそうです。
***引用ここまで
伝聞ですので、どのようなことを吐かれていたか、存じ上げませんが、時折勘違いしているのでないかと思う場面に出くわしまする…
依頼人代わって主張をするのと、くってかかるのは天と地ほどの差がある。くってかかるのは最悪であります。
ちょっとばかり、新人の頃のお話と現在のお話をしてみましょうかね。
新人の頃は、行政へ行くのは一つのイベントでありました。
社会保険事務所で届出をする際に、ボロボロの作業服で「私、わかりませんねん、教えてください。」スタイルで行ってたのであります。この方が教えてもらいやすい…(爆)
自社、金へんの会社の算定基礎届を提出した際のことであります。
社労士の定型印を押して、例によってぼろぼろの作業服で行ったのであります。届け出た算定基礎届を見て、担当官は、しきりに唸っているのであります。
( ̄~ ̄;) ウーン
( ̄△ ̄;)エッ・・? どっか間違えているの??? byおきらく
お 「あの~、どこかおかしい点であるのでしょか?」
担 「いや、社労士さんのハンコがあるのに、何であんたが…」
_( -"-)_ セーフ!
お 「あ。! それ、私ですねん… 時間がなかったので着替えんと
何でしたら、証票見てもらえますか?」
ごそごそと、証票を出そうとするおきらく社労士…
担 「あぁ、納得しました。出さなくてもいいですよ♪」
お ちぇっ! ( 一一)
ここで、提出代理を行うのであれば、会社の代理である故、ちゃんとした格好で行くことを学習しました(爆笑)
で…再び、ボロボロの作業服で、窓口で自社の適用手続きをしていたのであります。
ヾ(°∇°*) オイオイ さっきの学習した点は???
へへへ…手続のこと分からなかったから(自爆)
分からないふりして、情報を引き出そうかと…(^^ゞ そうしてたら…
後ろから、「おきらくさん、それ通りまへんで!」と声が掛かりましたです。ふと見ると、おぉ!年金課長
お 「やっぱし、この手はあきまへんか?」
年 「そら、あきまへんで…(汗)」
さらさらさらと、届出書を書いて提出したのですが、結果この社会保険事務所では、二度とこの手が使えなくなってしまったのであります。(大爆笑)
そんなことがあってから、堂々と「社会保険労務士のおきらくです」と名乗って、問い合わせるようにしています。でも、ちょっとカッコ悪いときは、自社の名前を騙って名乗って、このような事案が起きそうなので、こういう場合の対処方法を教えて下さいとお願いしているわけであります。
「教えてください」のスタイルの方が、色々と教えてもられますよって。
ヽ(*^。^*)ノ ワ~イ
遠い昔の、お話であります。
で! 最近はというと…
傷病手当金の支給申請したときであります。
被保険者が会社の代表者でありますので、時間の管理していない訳で…(汗) 申請書を提出したら、杓子定規にも、タイムカードと出勤簿を要求されたのであります。
ヽ(゜ロ゜;)ノ \(°o°;)/ ウヒャー
お 「社長さんですよって、そんなもんおへんがな…」
担 「じゃ、取締役会の議事録を」
お 「景気の悪い時期だし、入院してICUに入っているんだから、報酬はいらん!
このように仰っているんですが… それに、役員さんは1人ですが
それでも議事録を要求します?」
株式会社も1人で、会社を興すことできるようになりましたもんね♪
固まる、担当官であります。
お 「じゃ、このように書いておきます。」
担 「ありがとうございます。でも、担当者から問い合わせさせて
頂くことがあるかもしれません。」
!Σ( ̄口 ̄;; まだ言うか
お 「では、問合せに関しては、私の方へお願いいたします。」
申請書の社労士の定型印の押す場所をぐるりとボールペンで囲って、「問い合わせは当該社労士まで」と思いっきり大きい字で書いて差し上げました。担当者、絶句しておりましたが…(大爆)
この一件を、会社の方へご連絡して、経緯を説明したのち、「もしそちらの方へ問い合わせが行ったのであれば、おきらく社労士に振ってください」と申し添えたのであります。
当該会社の関係者さん、「そこまで主張してくださったのですか」と仰っていただいたのでありますが…
( ̄~ ̄;)ウーン・・・これって普通だよね…
しかし… 医師の意見書に「CCU入院加療中」と明記されているのに、「報酬がいらない」という主張に突っ込みが入らないというのも、どうかと思うのであります。(爆)
一応面会して、意思確認してますけどね…( 一一)
問い合わせもなく、無事保険給付なされたのは言うまでもありません。
┌( ̄0 ̄)┐ウオーホッホッホッホ
官のプライドを傷つける発言は止めておく方がよいですよね。そのときは、寄り切ったとしても、次も力技で押し切れるとは限らないのでありまして、官が共闘して意趣返しをされると、依頼人の権利の獲得に障害となることは目に見えているのであります。あくまでも、代理であります故、依頼人の権利擁護を最優先に考えると、自己のプライドなんざ、風に舞う淡雪のようなものであります。
意趣返しされた際の権利獲得を考えると、審査請求や行政不服審査、監察官室にタレ込むとう色々な手段を講じるのでありますが、
能ある鷹はへそ隠す! 爪を磨ぐ姿は見せないことに限ります。
まぁ、すぐに「当職」とのたまう方がおられますが、おきらく社労士の行動規範としては、原則的にこのような表現は避けています。もし使うのであれば、紛争で真っ向勝負になったときぐらいでしょうかね…
敵に回すより、懐柔して味方にする方が楽かなぁと思ったりして
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引用ここから***
>先日、某機関の窓口で怒りモード全開の開業間もない同業者が、
>職員の方にいろいろと言葉をぶつけていたそうです。
***引用ここまで
伝聞ですので、どのようなことを吐かれていたか、存じ上げませんが、時折勘違いしているのでないかと思う場面に出くわしまする…
依頼人代わって主張をするのと、くってかかるのは天と地ほどの差がある。くってかかるのは最悪であります。
ちょっとばかり、新人の頃のお話と現在のお話をしてみましょうかね。
新人の頃は、行政へ行くのは一つのイベントでありました。
社会保険事務所で届出をする際に、ボロボロの作業服で「私、わかりませんねん、教えてください。」スタイルで行ってたのであります。この方が教えてもらいやすい…(爆)
自社、金へんの会社の算定基礎届を提出した際のことであります。
社労士の定型印を押して、例によってぼろぼろの作業服で行ったのであります。届け出た算定基礎届を見て、担当官は、しきりに唸っているのであります。
( ̄~ ̄;) ウーン
( ̄△ ̄;)エッ・・? どっか間違えているの??? byおきらく
お 「あの~、どこかおかしい点であるのでしょか?」
担 「いや、社労士さんのハンコがあるのに、何であんたが…」
_( -"-)_ セーフ!
お 「あ。! それ、私ですねん… 時間がなかったので着替えんと
何でしたら、証票見てもらえますか?」
ごそごそと、証票を出そうとするおきらく社労士…
担 「あぁ、納得しました。出さなくてもいいですよ♪」
お ちぇっ! ( 一一)
ここで、提出代理を行うのであれば、会社の代理である故、ちゃんとした格好で行くことを学習しました(爆笑)
で…再び、ボロボロの作業服で、窓口で自社の適用手続きをしていたのであります。
ヾ(°∇°*) オイオイ さっきの学習した点は???
へへへ…手続のこと分からなかったから(自爆)
分からないふりして、情報を引き出そうかと…(^^ゞ そうしてたら…
後ろから、「おきらくさん、それ通りまへんで!」と声が掛かりましたです。ふと見ると、おぉ!年金課長
お 「やっぱし、この手はあきまへんか?」
年 「そら、あきまへんで…(汗)」
さらさらさらと、届出書を書いて提出したのですが、結果この社会保険事務所では、二度とこの手が使えなくなってしまったのであります。(大爆笑)
そんなことがあってから、堂々と「社会保険労務士のおきらくです」と名乗って、問い合わせるようにしています。でも、ちょっとカッコ悪いときは、自社の名前を
「教えてください」のスタイルの方が、色々と教えてもられますよって。
ヽ(*^。^*)ノ ワ~イ
遠い昔の、お話であります。
で! 最近はというと…
傷病手当金の支給申請したときであります。
被保険者が会社の代表者でありますので、時間の管理していない訳で…(汗) 申請書を提出したら、杓子定規にも、タイムカードと出勤簿を要求されたのであります。
ヽ(゜ロ゜;)ノ \(°o°;)/ ウヒャー
お 「社長さんですよって、そんなもんおへんがな…」
担 「じゃ、取締役会の議事録を」
お 「景気の悪い時期だし、入院してICUに入っているんだから、報酬はいらん!
このように仰っているんですが… それに、役員さんは1人ですが
それでも議事録を要求します?」
株式会社も1人で、会社を興すことできるようになりましたもんね♪
固まる、担当官であります。
お 「じゃ、このように書いておきます。」
当該被保険者は会社の代表者であり、労働時間の管理をしておらず、したがってタイムカード・出勤簿の類はない。
担 「ありがとうございます。でも、担当者から問い合わせさせて
頂くことがあるかもしれません。」
!Σ( ̄口 ̄;; まだ言うか
お 「では、問合せに関しては、私の方へお願いいたします。」
申請書の社労士の定型印の押す場所をぐるりとボールペンで囲って、「問い合わせは当該社労士まで」と思いっきり大きい字で書いて差し上げました。担当者、絶句しておりましたが…(大爆)
この一件を、会社の方へご連絡して、経緯を説明したのち、「もしそちらの方へ問い合わせが行ったのであれば、おきらく社労士に振ってください」と申し添えたのであります。
当該会社の関係者さん、「そこまで主張してくださったのですか」と仰っていただいたのでありますが…
( ̄~ ̄;)ウーン・・・これって普通だよね…
しかし… 医師の意見書に「CCU入院加療中」と明記されているのに、「報酬がいらない」という主張に突っ込みが入らないというのも、どうかと思うのであります。(爆)
一応面会して、意思確認してますけどね…( 一一)
問い合わせもなく、無事保険給付なされたのは言うまでもありません。
┌( ̄0 ̄)┐ウオーホッホッホッホ
官のプライドを傷つける発言は止めておく方がよいですよね。そのときは、寄り切ったとしても、次も力技で押し切れるとは限らないのでありまして、官が共闘して意趣返しをされると、依頼人の権利の獲得に障害となることは目に見えているのであります。あくまでも、代理であります故、依頼人の権利擁護を最優先に考えると、自己のプライドなんざ、風に舞う淡雪のようなものであります。
意趣返しされた際の権利獲得を考えると、審査請求や行政不服審査、監察官室にタレ込むとう色々な手段を講じるのでありますが、
能ある鷹はへそ隠す! 爪を磨ぐ姿は見せないことに限ります。
まぁ、すぐに「当職」とのたまう方がおられますが、おきらく社労士の行動規範としては、原則的にこのような表現は避けています。もし使うのであれば、紛争で真っ向勝負になったときぐらいでしょうかね…
敵に回すより、懐柔して味方にする方が楽かなぁと思ったりして
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おきらく社労士のどたばた雑記帳
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人気ブログランキング 5位
2009-07-04 21:37
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ここに書かれてあるエントリーについては、エントリーした日の法律に基づいて書いております。その後の法律改正により、内容が異なる場合がありますのでご注意ください。
社会保険労務士ランキング
>>模試使うのであれば
講師の仕事お忙しいようで・・・お疲れ様です。
それはそれで、年行ってきますと「能ある鷹は爪隠すやら爪を隠れて研いでいる」というのがわかってきました。能のない人ほど、窓口で無い知識をひけらかしていますね。
当職のお話はそのとおりだと思います。裁判所の証人か警察で調書取られたときにしか使わない言葉だと思います。
by かなち (2009-07-04 22:07)
かなちさんへ
現在、校正作業中であります(^^ゞ
>能のない人ほど、窓口で無い知識をひけらかしていますね。
お座布1枚♪ 一言付け加えると、4文字で言い表せますな…
「 浅学非才」
by おきらく社労士 (2009-07-04 22:08)
続いて…
>裁判所の証人か警察で調書取られたときにしか使わない言葉だと思います。
内容証明の際に、代理人として発送する際にも使いますよね。
「当職は、●●の依頼を受け…」
by おきらく社労士 (2009-07-04 22:19)
あと○サが入った時の調書にサインさせられたときの中の文言もありますかね。「当職は●●の家の捜索に入ったところ札束云々・・・」(大爆)
いろいろ法律行為等を行うときに使いますね、というところでこの話題は〆ておきたいと思います。
by かなち (2009-07-04 22:28)