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兵法…実に興味深い♪ おきらく法典でも書いてみようか…(爆) [コンサル]

え~っと、@雑記帳で社労士ネタを書いたのでありますが…

タスカルさんから、コメントを頂戴しました。
>社労士会の市民祭の出し物といえばこれが定番ですな(^-^)/
>あたしも出てますよ
>しかしなぁ、お客様の呼び込みが大変なのです。
>『あなたの年金、おかしくありませんかぁ』
>『社長、従業員さんのこと大丈夫ですかぁ』
>なんて言っても、食い付きがいまいち…(゚~゚;)

お返事として
>社長さんを呼び込むなら、
>「ここで相談すると、社員はうはうは動きまっせ♪ 
>がっぱがっぱ儲かりまっせ♪」これぐらいのこと言わないと(爆)

中間管理職を口説くのもこの言葉♪。 呼び込めないのであれば戦略上のミスかも…(笑)


企業戦略とは、大きく分けて2つあって、売上(集客・財務管理も含む)、労務管理であります。
実例で集客を考えるのなら、年金を引っ張り出しても、WMがない以上効果的な相談にはならないでしょ。社労士さんは、軍師に相当する位置にいる専門家ですやん。ならば、策を弄して人集めも…(笑)

孫子の兵法では
凡そ戦いは、正を以て合い、奇を以て勝つ。
故に善く奇を出だす者は、窮まり無きこと天地の如く、竭きざること江河の如し。

孫子曰く、戦いというものは、定石どおりの正攻法で敵と相まみえ、状況の変化に適応した奇法で打ち勝つべし! すなわち、うまく奇法を使う軍隊では天地のように窮まりなく、揚子江や黄河の水のように尽きることが無い。
  ( ̄▽ ̄)ノ_彡☆バンバン! 

ならば、普通の呼び込みが定石通りの正攻法であれば、奇策は耳元でささやき一本釣り♪ 策を弄しなければ…[わーい(嬉しい顔)]

@マジメを始めたころに、北の税理士さんが孫子の兵法でブログを書いておられましたけど、おきらく社労士的には、孫子の兵法より、三十六計の兵法の方が好きであります。しかし、孫子の兵法も、とても興味深いのであります。

当然、会社の軍師であれば、兵法は企業戦略と相通じる部分も多く、知ってか知らずか、おきらく社労士の場合は、無意識にそれを使って優位に持って行くべく進言しているのであります。

総則的なものとして…
計篇
五事を以てし、これを校ぶるに計を以てして、其の情を索む。
一に曰く道、二に曰く天、三に曰く地、四に曰く将、五に曰く法なり。

会社に例えれば、
道とは、会社の社会一般に対する信義則(大義)
天とは、天気や温度、時間などの自然の環境(タイミング)
地とは、会社の立地条件、配送等、利便のこと
将とは、従業員の資質(人材)のこと
法とは、法律はもとより、会社内においては就業規則(社内規律)

これを、しっかり、理解している社長は成功し、理解できていない社長は失敗するということであります。
   ( ̄▽ ̄)ノ_彡☆バンバン! 

将 吾が計を聴くときは、これを用いれば必ず勝つ、これを留めん。
将 吾が計を聴かざるときは、これを用いれば必ず敗れる、これを去らん。
計、利として以て聴かるれば、乃ちこれが勢を為して、以て其の外を佐く。
勢とは利に因りて権を制するなり。

こいつが、孫子を好きになれない部分であります。
   ( ̄▽ ̄)ノ_彡☆バンバン!

だって、直訳すると…
将軍が私(孫子)の謀に従うときは、きっと勝つだろうから留任させる。逆に、従わない場合にはきっと負けるだろうから解雇する。謀の有利さを解って従われたならば勢となり外(戦場)で助けとなる。故に、私に従え!

こういういい方をしているのであります。
   (;一_一) 孫子よ、お前ナンボノもんやねん


しかし、労務管理上興味深い言いまわしをしている箇所もあり…こいつは、社長の戒め♪
謀攻篇
夫れ将は国の輔なり。
輔 周なれば則ち国必ず強く、輔 隙あれば則ち国必ず弱し。
故に君の軍に患うる所以の者には三あり。
軍の進むべからざるを知らずして、これに進めと謂い、軍の退くべからざるを知らずして、これに退けと謂う。
是れを軍を縻すと謂う、三軍の事を知らずして三軍の政を同じうすれば、則ち軍士惑う。
三軍の権を知らずして三軍の任を同じうすれば、則ち軍士疑う。
三軍既に惑い且つ疑うときは、則ち諸侯の難至る。
是れを軍を乱して勝を引くと謂う。


将とは会社の輔(助け役=管理職)で、社長の考えを管理職や従業員が理解していれば、会社は必ず利益を上げることができる。しかし、管理職や従業員と疎遠になれば、会社の利益は上がらない(要は士気ですな[わーい(嬉しい顔)])。

組織のTOPは、色々気を配らなければならないことがありますが、次のようなことをすると、会社そのものが右往左往することになります。
   ヽ(^^ヽ)右往左往(/^^)/

・事業展開してはならないときに、事業展開する。
・耐えなければならないときに、撤退を命令する。
・会社の現状を掌握していないにもかかわらず、命令を出す(これは従業員に迷いを生じさせる)
・臨機応変の措置を講じなければならないときに、頭越しに別の指示をだす(従業員たちは疑う)。

こういうことをしていると、商機(勝機)を逃してしまうのでありまして、この顕著な例が、現総理の鳩ちゃん…ぶれまくりですやん。こんな無節操で、AHOでKYな人間を誰が選んでん(怒)!
    (;一_一) くるっく~~


会社の規律という点では、ここいらが…(^^ゞ
勢篇
孫子曰く、凡そ衆を治ること寡を治るが如くなるは、分数是れなり。
衆を戦わしむること寡を戦わしむるが如くなるは、形名是れなり。
三軍の衆、必ず敵に受えて敗なからしむべき者は、奇正是れなり。
兵の加うる所、椴を以て卵に投ずるが如くなる者は、虚実是れなり。


大人数の会社であっても、小人数の会社のごとく、隅々にまで会社の考え方を理解させるというのは、部課の編成によるもので、管理職が会社(運営方針)を理解し的確に指示する。

これを、今までの話と総合すると、このようになります。

管理職や従業員が会社の実情を知り、どういう方向を向いているのか、そして何をすべきかを知っている。こういう会社は絶対に強いのです。
今日の結論は、この2行なのですが…(^^ゞ
   ヾ( ̄p ̄) ォィォィ

兵法は、軍師として国王に対して諫言を言いつつ、勝利を導くためのガイドブックであります。孫子の兵法では、特定社労士として、紛争になったときの対応にも使える部分があります。
   しかし、セコイ!(爆)

一つの兵法に固執しないで、ええとこどりして、解説を加えて行くと、「おきらく法典」となってしまうのでありますよ(爆) ここではシリーズ化するか否か悩んでおりまする。
もっとも、こういう形で、労務管理論の展開も可能ですが、読者さんあまり興味をひかないだろうなぁ[がく~(落胆した顔)]と思うので・・・


   え~っと。[猫]のお父さんへ、こういうのではどうでしょうか?
      だれに話してんねん! (≧∇≦)/☆(.. )



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