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能なし役員のすること… [ビジネス]

また、新しいカテゴリーを作ってしまいました。(笑)
本日、ブログアワード2009のビジネス部門にエントリーいたしましたので、ビジネスネタでも一発かましてみようかと[わーい(嬉しい顔)]
昨年は、@雑記帳をビジネス部門でエントリーさせて自爆してしまいましたので、今回はこちらで真面目に挑戦だ~~~!
   「中立の立場」についてのエントリーはまた明日以後のことに…

さて、本日小商いから帰って来て夕食時TV(ラジオ)を聞いていると、シャープでは、ベアなし定期昇給もなしで検討しているようでありますが、これって減給なの???
現状維持が実質減給とは…(-_-)ゞ゛ウームワカラン




現状維持すら出来ない日本のトップ企業のお役員さまたち、やっていることに能がないというか…( 一一)
リーマンブラザース破たんで、波をかぶったら、波に立ち向かう前に、あたふたと浮き袋を掴んで、人員削減をしてしまうのであります。人を人と見ていないような仕打ちを平気で出来る理由は、お役員さまが苦汁をなめたことがないか、その時のことを忘れたふりをしているからなんでしょうね。

要は、ボンボン育ちで人事レースに勝ち抜いてきただけのペラペラな人材だったのでしょうか? それとも、現状の消費動向が読めない人たちなんでしょうか???
   いっそ、あなたたちが役員を辞めちゃえば!

ここ数年、大企業の春闘相場を見てきたのですが・・・
ベースアップを抑えて、非正規雇用の比率を増やしてきた。そのおかげで、見た目のよい業績を保ってきたのではなかったのですか?   状況が変われば、「大不況」を振りかざして、簡単に派遣切りや雇止めをする。
 その先に待つものはなに??

会社の経営陣は、どこを見ているのかと言えば投資家の動向だけ、消費者である労働者を向いてなかったのでありますよ。そして、簡単に派遣切りや雇止めをするということは、どうなるの?
ますます消費者の財布を開くことはできなくなります。消費が冷え込むのは当たり前であります。下請さん…こういう言い方は好みませんが、納入業者にもグローバル戦略の一環として値下げを要求してきました。その会社にも従業員さんがいるわけで…

結局賃金が上がらないと消費拡大はありえないのであります。利益が出れば適正に労働分配しないとね♪
で…定期昇給もなしを検討しなければならない状況というのであれば、せめて非正規雇用を含めて雇用の維持を図るべきだと考えるのであります。それができないなら、不肖おきらく社労士が、当該役員のみ・な・さ・ま・方・に対して無能者の烙印を押してあげます。この数年はトップ企業であっても頭を押さえてきた(利益が上がっていたにもかかわらず)、で…世界不況ということで、人材を切るのは安直過ぎませんか??これが能がないと言った理由でありますよ。

労働組合も、めっちゃ情けない…
定期昇給が「0」回答であれば、雇用の維持を約束させるべくストに突入する戦略ありきで春闘体制を整えるべきかなぁと、小市民のおきらく社労士は考えたりして(*^_^*)

結局労使双方共、ぬるま湯につかった状態で甘チャンになり下がったのかもしれません。(なれあい?!)

今会社の中枢部に居る役付きさんは、バブル経済真っ盛りのころに新入社員であったのでありますよ。そして、今の新入社員は、バブル崩壊で家計が苦しかった世代であります。世代間の意識の断絶に気がつかないようでは、結果は見えてくるのでありますが踊っている人たちには分からないかもしれませんね。

確実に、消費動向が変わってきています。価値観のスケールが完全に個人志向(オタク化)しているのであります。自分が気に入ったものであれば、いくら高くても買うがそうでないものは最小限しか求めない。こういう志向が今後ますます顕著になっていくはずです。ならば、物を作る会社もその志向に合わせる必要があります。旧態然とした大量生産大量消費の時代は終わってます。

今の子供が20年先の消費者になるのであります。子供は親の生活を見て育つのでありまして、10年前20年前を鑑みれば今の消費者の動向が見えます。10年先20年先は今の雇用情勢で親の生活を見れば将来が予見できるのであります。こういう立ち位置で考えたら、企業のTOPは将来の消費者になってもらうためにはどうしたらよいかを考えることがその仕事だと思うのであります。


おきらく社労士は、中小零細企業をずっと見てきているのであります。
小さければ小さいほど、人材という財産(=人財)を大切にしているのであります。ただ、会社が苦しいときほど人材を大切にする。これが後々の企業活力の起爆剤になることは経験済みであります。

会社が厳しいことは従業員さんは分かるのです。その時に会社の為にできることは何か! 自ら考えて行動できる従業員さんがいる会社にしないといけないのです。
会社、特に大手と言われる会社のTOPの役員さん、現場で働く従業員さんの顔見てますか? 生の声を聞いてますか? 従業員さんはいちばん身近にいる消費者なんですよ。 その声を聞かないで人材をいとも簡単に切ってしまう経営は、経営者として能がないのではないでしょうか???


追記してますが…

メールを頂戴いたしました。

「要は、ボンボン育ちで」の部分についてですが…
>中には、少数派の苦学生出身のたたき上げもいらっしゃるかも。
>十把一絡げはいかがなものでしょう?

ボンボンという表現についてですが、生れ育ちではなく、生まれた時にはすでに周りに物が溢れている状態で育った方たちを指しております。
思い出すのは、ドルショックの際に、為替差損を出した某一流大企業の社長が、「これだけの金員(差損額)があれば従業員にもっと良い生活をさせられたのに、申し訳ない。」・・・記者会見でこういうふうに言っておられたことを印象深く覚えております。今の社長さん達に、こういうことを言えるだけの、度量があるのでしょうか?

本日ある会社の労務担当者さんとお話していたのですが、「今は、人より会社の維持が優先しなければ全体が潰れる危険性をはらんできた」と仰ってましたが…
結局なにって言ったら…(これは当該会社だけのことを言っているのではなく、一般的な見解であります。)
自動車のT社をはじめ、日本の最大手と言われる会社がそうだったのですよ。利益を労働分配しなかったツケですよ。実体経済は悪くなかったが、非正規雇用・賃金の上昇を抑えた結果、消費拡大につながらなかったのであります。


しかし… 助成金に手を染めたがらないおきらく社労士でありますが、今回の不況助成金(雇用調整助成金)については、手を染めることもやむなしかと考えているんですよ。。。( 一一)
まずは、1年耐えないとやばいかと[ちっ(怒った顔)]辛抱・辛抱





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