おきらく社労士的、短期経済観測…要するに世間が( 一一)

本日は、コン猿のまねごとをしてみようかと…
　　　いや、コンサルなんだけど（汗）

今日、原材料が底をつき受注もちまちま発生しているので、原材料を発注したのであります。
　　　( ^_^)ロ---------ロ(^_^ ) モシモシ

お　「CAC406を３００ｋｇと、ダライ粉を３００ｋｇお願いします」
材　「すんません、ダライ粉の在庫がおません」
お　「ストックがないということですか？」
材　「生産がねぇ・・・」

ダライ粉というのは、旋盤やフライス盤の切削くずでありまして、生産という表現もおかしなものでありますが、それが発生していないということは、町工場で機械が動いていないということであります。


夕食時、子供が「と～さん、関西の会社の倒産が相次いでいるんやて」と言ってきました。まさに、これであります。大阪の景気はかなりきつい状況にあります。ちょっと前に、ABCラジオの三代澤さんの番組で、リスナーさんから、「トラックはバンバン走ってますし景気が悪いように思えません」というようなコメントを話していたら、別のリスナーさんであるトラック運転手さんから「10ton車で８tonしか積めず、あちこちで降ろして…」このようなリアクションがあったのです。

大阪の実態として、「物が動いていない！」という現状があります。確かに大型トラックはバンバン走ってますが、その積荷の量を見ていると、ほとんど積んでいない状態なのです。つまりは物が動いていないという点（実体経済の鈍化）を直視しないといけないのです。
物が売れないから、安くするという図式で、デフレが進行し、ますます日本の経済が停滞することを懸念しているのであります。
民主党自体が一枚岩でなくかつ政権与党という点については素人集団であり、自民党の息のかかったものを排除にかかっている。一方日銀は、最後の切り札である、０金利政策を温存させたいという意図もあり、この綱引きの結果、日本の夜明けはまだほど遠いかもしれません。

日本を代表する大会社も、目線は株主であって、従業員や納入業者に向いていない点も経済の鈍化を招いているのであります。会社の収益を上げるには、自社製品を買ってもらうことですが、従業員や納入業者も消費者であるということを理解していないのであります。徹底した賃金の抑え込みや納入業者への値下げ要求をしたら、購買層の財布のひもを開かなくなる。その点を勘案するなら、内部留保を切り崩しても、従業員や納入業者に再配分しなければならないのであります。一時的にはきつい状況になりますが、経済が回りだすまでのごく短期間であります。もしこれができれば、日本経済の活性化につながることになります。

納入業者の値下げ要求については、制作図面を見ていると、本来ここでこの素材を使うことは無理があって、保証期間内は稼働に耐えるが、保証期間を過ぎた頃に故障が頻発するという図面を作成し発注するという状態にあります。そのような脆弱な製品を作っていて大丈夫ですか？　目先の価格を抑え込むことばかりに電卓をたたきますが、その後の修理に要する費用を含めてのランニングコストを勘案すると、反対に高いものを買わされることになります。
　　　国際競争に勝ち抜くだけの、made in Japanブランドになりますか？

大量消費時代は、とおの昔に終わっていて、これからは消費者の満足感をくすぐる商品が今後売れ筋になっていくことが予想される昨今であります。脆弱な商品を作って売っても、消費者から見向きもされない状況になっていくという点を見据えて、企業運営するべきだと思うのは、おきらく社労士だけでしょうか…

日本を代表する会社の経営陣といっても、所詮雇われ社長ですから、英断できるだけの度量はないよなぁ(；一_一)

酔いに任せてつまらぬことを書いてしまったなぁ…（反省）


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コメント 2

おきらく先生って、ほんまもんの社労士やったんだぁね(；一_一)
しかし、酔っているときは、堅いのね…。新発見やわ
by たっぷ (2009-12-09 01:17) 

たっぷさんへ
ハハハ・・・・・・（汗）
by おきらく社労士 (2009-12-09 07:43)