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倉敷トンネル事故:「異常出水だった」 直前、機械不調に [安全衛生]

倉敷トンネル事故:「異常出水だった」 直前、機械不調に

ツライ事故であります。せっかく、ずい道の労災保険率1000分の83になる予定なのにね…3年後再び跳ね上がることになりました。



ずい道の工事では一番安全とされているシールド工法なんですけど…
黒部第4ダムの破砕帯を貫通する際には、最先端技術でそれを導入することが検討された程の安全性の高い技術だったのになぁ。。。(;一_一)

個人的に気になった点は、海底から5m下という、比較的浅いところを掘っていたこと…
規定がないがゆえに、海底の地質調査していないこと

労働局では事故対策本部を立ち上げたのであります。ふつうは監督署なのですけど、腰の重い局が動くということで、重大事故と認識したようであります。


建設工事に関しては素人ですけど…普通海底から10m以上下を通過させません??
でなければ、大阪港のトンネル工事のように。。。海底に溝を掘って口状になった、コンクリート構造物を沈めて、ジャッキで圧着させた後水をポンプで抜き取るという工法か、一旦液体窒素を投入し凍らせた上で掘削する工法を採用するとか…

確実な方法があったように思うのですけどねぇ。

でも、建設業界のおいちゃんに聞くと、工事終了後の労災保険のメリット制の適用を受けることを前提に工事費用を積算しなければ落札できないという世界であります。
今回も、後数m下へずい道を掘れば、こういう事故は起こらなかったのかもしれません。人の命をかけた値段…今回は、鹿島建設にスポットが当たったのですけど、どこの元請けでもあり得るのです。

   被災された方も、家に帰れば善きお父ちゃんなんですよ。

願わくは、事故のない事業であって欲しいと切に願うのでありますよ。命はかけがえのないものであります。
あっしも、業務上災害で左手小指廃してますよって…正直これぐらいで済んだのが不幸中の幸いだと思うからこそ、死傷事故はなくしたいと思うのであります。

事故は、起こるべきもの…でも、大きな事故を小さな事故にすることは可能だと信じています。



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