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ひやっとはっと [安全衛生]

久しぶりに、安全衛生のお話しなんぞを…
某SNSで、「不揃いなトマトを包丁で切ったとき、指を切ってしまった。包丁が悪いのかそれともトマトが悪いのか」という問いかけに、

お 「この際、まな板が悪かったことにしておこう♪」
このように返した、おきらく社労士でありました。
まぁ、友人としてのつぶやきでありますが、恋人に対してなら、「痛かったかい? 痛いの痛いの、飛んで行け~~[揺れるハート]」というような対応もあり得たかと(笑)

しかし、社労士の目で見ると…
お 「安全管理がなっとらん!」

このように返さなあかんのですなぁ[がく~(落胆した顔)]


刃物を扱うときには、刃の進行方向に、指をもって行かないというのは、安全管理の常識ですやん。
不揃いなトマトれあれば、安定するようにホールドし、刃の下に指が行かないようにする。千切りにするときは、指の第1関節から先でホールドし、第1関節と第2関節の間の背に添わせて、包丁を入れる。
   小学校の家庭科の範疇であります。

こうすると、指は切れないですよね。

うちの会社でも、先週。片手で素材を保持しつつ、右手でディスクグラインダーで削る作業をしていたのでありますが、その際に滑って、もう少しであんよに当たるところでありました。

   _( -"-)_ セーフ!

業務上災害になり得なかったのでありますけどね。
本来は、ちゃんと素材を保持させたうえで、作業にかからないといけないのであります。慣れ=手抜きになってしまうのであります。

「はっと!」したとき(事故に到達する前)には、なぜこうなったのか検証し、次はそれが起こらないように、危機管理を現場で共有することが事故防止の第一歩であります。
「ひやっと」したり「はっと」したのを捨て置くと、ひやっとはっとが300回繰り返すと、1回の些細な事故に、それが300回あると、大きな事故になります。


とはいえ…ひやっとしたことは、そのうち忘れてまた繰り返すのですなぁ[ふらふら]
おきらく社労士の左手小指は、第2関節から先は、くっついてますけど第1関節の要を廃している状態であります。
   労災の14級相当の障害でありますよ。[もうやだ~(悲しい顔)]

業務上災害であります。これは、過労状態で…
   日に17時間労働×3か月間休みなしで働いていたし(;一_一)

一瞬のことでありました。安全と過労に関しては、自分が経験しないとなかなかわからない部分でありますが、経験があるから、この点については、うるさいおきらく社労士であります。
やっぱり、危機管理としては、ひやっとはっとの共有が最初の一歩なのです。。。




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かなち

いわゆる「ハインリッヒの法則」っていうものですね。

参考文献http://www.anzenkun.nishio-rent.co.jp/anzen/139.htm

ヒヤリハットの共有は大事なことですね。
by かなち (2011-05-30 18:30) 

おきらく社労士

かなちさんへ
参考文献の情報ありがとう。^^

by おきらく社労士 (2011-05-30 22:02) 

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